[FiNC]成長マインドセット研修レポート

一人ひとりが自分と組織を見つめ直し、さらなる高みを目指すために。
FiNCが全従業員で臨んだ、想いを共有する1日

成長マインドセットは、企業や団体でどのように活用できるのか?さまざまな研修事例を通して、導入方法や参加者の気づき、成果などをお伝えします。

今回は、予防領域×AIテクノロジー(人工知能)に特化したヘルスケアサービスなどを展開する、ヘルステックベンチャーFiNC(フィンク)が、6周年の創立記念日に全社員で行った研修の様子をお届けします。

[研修の流れ]
9:00-9:10  挨拶
9:10-9:25  アイスブレイク(班ごと、1人1分)
9:25-9:45  『成長マインドセット』感想共有(班ごと、1人1分半)
9:45-10:30 「知っていることとできることは違う」ワーク①理論の説明(2人一組、1人2分)
10:30-10:50 「知っていることとできることは違う」ワーク②退職の相談に来た部下との1on1(2人一組、1人2分)
10:50-11:10 成長マインドセット サンプルプレゼンテーション (7分×3人)
11:10-12:30 成長マインドセットプレゼンテーション 班ごとに発表者選出、発表骨子決定
12:30-13:30 休憩
13:30-14:30 成長マインドセットプレゼンテーション準備 
14:30-15:30 成長マインドセットプレゼンテーション予選 (7分×3班)
15:30-17:30 成長マインドセットプレゼンテーション本選 (7分×11班)

■組織はみんなでつくるもの

FiNCは、「一生に一度のかけがえのない人生の成功をサポートする」をビジョンに掲げ、スマートフォンを活用したヘルスケアサービスを展開するベンチャー企業です。創立6周年となる節目のこの日は、社内で共通の指針を持ち、200人を超える従業員がさらに成長するために、『成長マインドセット』を取り入れた全従業員での研修を決行しました。講師は『成長マインドセット』著者の吉田行宏が務めました。

〇アイスブレイク

5~6人ごとに班をつくり、グループワーク。自己紹介した後、事前に読んできていた「成長マインドセット」の内容について感想を共有。

 

〇「知っていることとできることは違う」ワーク①理論の説明

2人一組になり、片方の人がもう片方に向けて、本の中に出てくる理論を説明。「アイスバーグ理論」「三叉路理論」「大きな子供ブレーキ」「他責にしないは100%」の4つについて、それぞれ説明し合いました。「本や研修では理解したつもりでいても、説明するときは例など交えないと伝わらず難しかった」などの感想が出ました。

 

〇「知っていることとできることは違う」ワーク②退職の相談に来た部下との1on1

2人一組で片方が退職の相談に来た部下を演じ、もう片方がそれに応じる1on1を想定。本に出てくる概念を使って、部下の相談に応えるロールプレイングをしました。社員からは「相手の本音を理解することが大事だと思った」「相手の成長マインドの状態がわからないままアドバイスをしても刺さらず難しかった」などの気づきや感想が。講師の吉田からは、「たしかに、環境は自分で変えられます。会社や組織をよくするのはトップだけの仕事じゃなくて、みんなにもできることはたくさんある。今日をきっかけに、FiNCはもっとよくなっていくはず」という話がありました。

 

■覚悟を持つことの大切さ

〇成長マインドセットプレゼンテーション

成長マインドセットを読んでの自分の気づきや実体験をプレゼンテーション。35の班を11ブロックに分け、それぞれの代表者が全員の前で発表します。

まずそれぞれの班ごとにメンバーが自分の体験を発表し、その中から代表者を選抜しました。その代表者の体験談をもとに、各班でパワーポイントを作成。ブロックの中で発表し、一番良いと認められた人が決勝戦へ進みました。社員も経営陣も本気で、優勝を狙って準備、発表する姿が印象的でした。

 

いよいよ決勝戦。全社員が見つめる中、代表者11人が登壇し発表しました。

 

 

ある発表者は、仕事がうまくいかないことに対し、会社に責任を押し付けていた自分を「他責100%だった」と振り返り、何度か会社を辞めようと考えていたことを打ち明けました。しかしその原因は意志が弱い自分であることに気づき、「自責100%で考えられないときがあったとしても、そんな自分と向き合い、日々勝負していくことが大事」と心境の変化を語りました。

またある発表者は、中途入社して自分のキャリアと異なる部署に配属になった経験を発表。「お金のため、好きなことをするため、ではなく、お客様の成功が自分の成功につながっていると思うようになった」と、アイスバーグの根底を見直すことで仕事に前向きになれたことを伝えました。

発表の中で多く聞かれたのが「覚悟」という言葉。責任を他人や会社に押し付けるのではなく、自分のこととして捉える覚悟、壁があっても逃げずにやり切る覚悟を持つことで、自信を持ち、自分のアイスバーグを大きく育てることができるという意見が出ました。

 

■自分ではない、誰かのために

最後に、代表取締役社長の溝口勇児さん、講師を務めた吉田から総括がありました。

溝口さん
「時間が限られていたのに、発表のクオリティがどれも非常に高くて、みんなが期限を決めて本気で取り組めばここまで行けるんだ、ということが発見でした。ストレスがあるとき、最終的にやめるか自分が変わるかしか選択肢はないけれど、乗り超えることで気づきや成長があるはず。僕はFiNCのゴールとみんなのゴールが重なる会社でありたいと思っているし、もし違ってしまったなら相談してほしい。一緒に成長していけるよう、定期的にこういう場をつくっていきたいです」

 

吉田
私にとってもこの研修はチャレンジでしたが、想像以上にみなさんが受け止めてアウトプットしてくれました。これがFiNCの成長、一人ひとりの成長になればいいと思っています。何かをするとき、自分だけに矢印が向いていると視野が狭まり、ブレーキを踏んでしまいがちです。仕事を通して本気で、自分ではない誰かのため、世の中のために貢献してほしいと思います」

 

総括が終わると、社員一人ひとりから大きな拍手が沸き起こりました。真剣に話を聞く姿と、その生き生きとした表情が印象的な研修でした。

 

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